岡山県若杉天然林で学んだ自然の尊さ [旅]
岡山県は西粟倉村の若杉天然林をハイキングしてきました。
ここは岡山県でも指折りの森林浴スポットで、中国山地の代表的な自然の宝庫です![[ぴかぴか(新しい)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/150.gif)
地元では、「若杉原生林」と呼んでいて、 県下3大河川の一つ吉井川の支流、吉野川の源流が流れています。
関西動物友の会のTさんはじめ、猫仲間(?)でありベジタリアンの友人5人で、車を出してもらい、連れていってもらいました。

人間の手がいっさいはいらず、そのまま残った原生林![[ぴかぴか(新しい)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/150.gif)
自然に、何十年もかけて木は朽ちて、倒木します。
・・・悲しいことに、日本の森林はほとんどが、人工林です。
それは一見豊かに見えますが、その中身はとんでもなく、朽ち果てた森ばかりです。
日本では、戦後の拡大造林時代に、自然林を皆伐して、スギの大規模造林を行いました![[霧]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/7.gif)
その後、国内林業は木材の自由化によって大打撃をうけ、成り立たなくなり、
これらの人工林は、間伐もされず、放置されています![[台風]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/6.gif)
外観は青々として美しい森ですが、林内は一年中暗く、下草も生えておらず、砂漠化しています。
動物の食べ物は何もありません。
でも、この天然林は、広葉樹林に覆われ、谷川の水量も豊富でした。
光もたくさん差し込み、思わず写真をとってしまいたくなる風景ばかりでした。

歩いていると、シカの糞が!

草を食べた跡もちゃんと残っています^^

山にたくさん落ちていた、ブナの実。
「食べれるんだよ」とNさんが教えてくれたので、食べてみると、とってもおいしい!
まるでナッツのようで、友人Kumiはひたすら食べていました^^;
頂上で、ランチタイム♪


Nさん持参の、日の丸べんとう。
しょーすけさんが持ってきてくれた、フルーツ♪

私は、ピーマンの肉詰め風を30個くらい、大量にもっていき、みんなにおすそ分けしました。
おいしいと喜んでもらえました。
(レシピはこちら→ おからで☆ピーマンの肉詰め風)

頂上で記念撮影をして、ふと隣の山(鳥取県側)を見ると、恐ろしい人工林の密集地帯が![[あせあせ(飛び散る汗)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/162.gif)
同じ木があまりにもキレイに並びすぎてる、、今までの景色とはまったく違う!
森林には、ほんとうに、神様がいるのだと思います。
お金にめがくらんで、木を伐採しては、罰があたる。
日本の林野庁は、木を切って、また苗木を植えて、金にしていっています。
間伐や枝打ちなどはほとんどしていない。
税金のほとんどが林道造りに流れてしまっている・・・
そのほうが、土建屋はもうかるし、政治家はそこから入ってくるお金で潤うそうです。
要するに、利権でなりたっているのですね。。
友人たちと、生物の多様性が保たれた豊かな森を歩くのは、
ほんとうに醍醐味があって、癒されるひとときでした。
去年は、山に何も実りがないという異常な年でした。
だから、たくさんのクマたちが命乞いに人里へ出てきて、人間に大量に殺されました。
たしかに、食べ物を奪われた、農家の方たちは無念だったことだと思います。
でも、報復するより、共存したい・・・
動物たちの餌場だった森を壊したのは人間です。
動物こそ人間の被害者だったことに気付かなければいけない、
自然や生き物はつながっている・・・
紀伊半島で起きた大洪水も、起こるべくして起きた。
地中に根を深く張らない、ひょろひょろの人工林ばかりならなおさら、のことです。
福島は放射能で汚染された。
人間は、今こそ、自分たちの生き方を大きく見直す時だと思いました。
ここは岡山県でも指折りの森林浴スポットで、中国山地の代表的な自然の宝庫です
![[ぴかぴか(新しい)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/150.gif)
地元では、「若杉原生林」と呼んでいて、 県下3大河川の一つ吉井川の支流、吉野川の源流が流れています。
関西動物友の会のTさんはじめ、猫仲間(?)でありベジタリアンの友人5人で、車を出してもらい、連れていってもらいました。
人間の手がいっさいはいらず、そのまま残った原生林
![[ぴかぴか(新しい)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/150.gif)
自然に、何十年もかけて木は朽ちて、倒木します。
・・・悲しいことに、日本の森林はほとんどが、人工林です。
それは一見豊かに見えますが、その中身はとんでもなく、朽ち果てた森ばかりです。
日本では、戦後の拡大造林時代に、自然林を皆伐して、スギの大規模造林を行いました
![[霧]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/7.gif)
その後、国内林業は木材の自由化によって大打撃をうけ、成り立たなくなり、
これらの人工林は、間伐もされず、放置されています
![[台風]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/6.gif)
外観は青々として美しい森ですが、林内は一年中暗く、下草も生えておらず、砂漠化しています。
動物の食べ物は何もありません。
でも、この天然林は、広葉樹林に覆われ、谷川の水量も豊富でした。
光もたくさん差し込み、思わず写真をとってしまいたくなる風景ばかりでした。
![[右斜め上]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/59.gif)
![[右斜め上]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/59.gif)
山にたくさん落ちていた、ブナの実。
「食べれるんだよ」とNさんが教えてくれたので、食べてみると、とってもおいしい!
まるでナッツのようで、友人Kumiはひたすら食べていました^^;
頂上で、ランチタイム♪
![[右斜め上]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/59.gif)
![[右斜め上]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/59.gif)
私は、ピーマンの肉詰め風を30個くらい、大量にもっていき、みんなにおすそ分けしました。
おいしいと喜んでもらえました。
(レシピはこちら→ おからで☆ピーマンの肉詰め風)
頂上で記念撮影をして、ふと隣の山(鳥取県側)を見ると、恐ろしい人工林の密集地帯が
![[あせあせ(飛び散る汗)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/162.gif)
同じ木があまりにもキレイに並びすぎてる、、今までの景色とはまったく違う!
森林には、ほんとうに、神様がいるのだと思います。
お金にめがくらんで、木を伐採しては、罰があたる。
日本の林野庁は、木を切って、また苗木を植えて、金にしていっています。
間伐や枝打ちなどはほとんどしていない。
税金のほとんどが林道造りに流れてしまっている・・・
そのほうが、土建屋はもうかるし、政治家はそこから入ってくるお金で潤うそうです。
要するに、利権でなりたっているのですね。。
友人たちと、生物の多様性が保たれた豊かな森を歩くのは、
ほんとうに醍醐味があって、癒されるひとときでした。
去年は、山に何も実りがないという異常な年でした。
だから、たくさんのクマたちが命乞いに人里へ出てきて、人間に大量に殺されました。
たしかに、食べ物を奪われた、農家の方たちは無念だったことだと思います。
でも、報復するより、共存したい・・・
動物たちの餌場だった森を壊したのは人間です。
動物こそ人間の被害者だったことに気付かなければいけない、
自然や生き物はつながっている・・・
紀伊半島で起きた大洪水も、起こるべくして起きた。
地中に根を深く張らない、ひょろひょろの人工林ばかりならなおさら、のことです。
福島は放射能で汚染された。
人間は、今こそ、自分たちの生き方を大きく見直す時だと思いました。
2011-12-15 23:08
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命乞いと報復の意味を知っていますか。
by お名前(必須) (2016-01-05 23:37)