政務三役、首相に意見を!20ミリシーベルト問題 [原発(署名・自分にできること)]
文科省前に、放射能が危惧される雨のなか、子どもたちのために、福島の多くの親が集まりました。
文科省前は異様な熱気につつまれたそうです。
最近、デモの動画を見ては涙があふれそうになります。
でも、福島の親たちは泣くこともできず、悲痛な思いでいることでしょう。
まだ、泣ける自分は恵まれているのかもしれません。
―以下、国際環境NGO FoE Japanより転載です。―
文科省要請行動に関する報告を下記ブログに掲載しましたので、ご覧ください。
http://blog.canpan.info/foejapan/archive/29#honbun
<拡散希望>=====================================
■「父母たちの要請にYesを!」~20ミリ撤回:ここ2~3日が正念場
http://fukurou.txt-nifty.com/fukurou/2011/05/post-00d8.html
行政が今回発した「年20ミリシーベルト」「毎時3.8マイクロシーベルト」が、福島の学校の現場で何をもたらしたのか、文科省はその現実を直視するべきだと思います。
しかし、2時間以上行われた交渉において、髙木義明文部科学大臣や、笹木竜三、鈴木寛副大臣、笠浩史政務官、林久美子政務官が姿を現すことはついにありませんでした。
一方で、前進もありました。渡辺次長は、交渉の中で、下記の発言をしています。
・文科省は年間20ミリシーベルトを安全基準としていない
・1ミリシーベルトをめざし、可能な限り下げていく方針である
これに基づき、父母たちと市民団体側は最終的に、下記の3項目を要請しました。
1)いますぐ20ミリシーベルトを撤回してほしい。
2)1ミリシーベルトを目指すという文科省の方針を、文書で、福島県に通知してほしい。
3)自治体が行っている被ばく低減のための措置に関して、国として責任をもって経済的支援も含み後押ししてほしい
これに対して渡辺次長は、下記のように返答しています。
・上記の3つの要請については、政務三役と相談の上、早急に返答する
・毎日、状況を報告する
■みなさまへのお願い
渡辺次長は、「20ミリシーベルト撤回」「1ミリシーベルトを目指すという文科省の方針を文書で福島県に通知すること」など市民側要請について、「三役と相談の上、早急に返事をする」と述べています。
いまが、正念場です。
ぜひ、菅総理大臣や、高木文部科学省大臣などの政務三役に、「福島の父母たちの要請にYesを!」 と圧力をかけてください!
※菅直人事務所
東京都武蔵野市中町1丁目2-9
電話: 0422-55-7010
<議員会館内菅直人事務所>
電話:03-3508-7323
FAX. 3595-0090
<菅直人へのご意見箱>
kan-naoto@nifty.com
※髙木 義明 大臣(長崎1区)
長崎事務所 〒850-0035 長崎市元船町7-6元船ビル1F
TEL (095) 826-0446 FAX (095) 826-0445
東京事務所
TEL (03) 3508-7420 FAX(03) 3503-5757
笹木 竜三 副大臣(福井県)
事務所 電話 0776-23-5280 (ファックスはわからず)
笠 浩史 政務官(神奈川県9区 )
電話:03-3508-3420 FAX: 03-3508-7120
林 久美子 政務官(滋賀県)
【滋賀事務所】
滋賀県東近江市八日市緑町16-13
TEL:0748-20-0935 FAX:0748-20-0936
<文科省内>
高木文科大臣の秘書官:竹本善次・文部科学大臣秘書官
(TEL)03-6734-2101 (FAX)03-6734-3580
鈴木寛・文部科学副大臣(文科省内)
(TEL)03-6734-2103 (FAX)03-6734-3582
※主催・共催団体プレスリリース
http://www.foejapan.org/infomation/news/110523_2.html
※主催・共催団体声明
「高木大臣はどこへ?なぜ福島の親たちに会おうとしないのか?20ミリシーベルトの即時撤回を!」
http://www.foejapan.org/infomation/news/110523.html
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のらりくらりと言を左右にする渡辺格・文部科学省科学技術・学術政策局次長。
ここまでして国民に背中を押されないと、行動できない政治のリーダー。
なぜ?どうして?とずっと疑問を抱えています。
ちなみに・・・
↓私が送ったのは、ざっとこんな意見です。
福島県の子どもに年間20ミリシーベルトの基準を定め、
今も子どもたちが被爆をしながら今も登校していることについて、
あまりにも非人道的なことだと思い、先月からこの問題にずっと疑問をいだいていること。
福島の現場では、この20ミリシーベルトが基準とされたことにより、
それまで校庭の使用を控えていた学校が、基準以下であることを理由に
屋外活動や部活動を再開したり、運動会を実施したりもしていること。
23日の文科省前での親たちとの面会も、政務三役は姿を現さなかった。
政務三役には真摯な対応をしていただき、今すぐこの20ミリシーベルトを撤回していただきたい。
1ミリシーベルトを目指すという文科省の方針を、文書で福島県に通達していただきたい。
電話やFAXが無理な方は、メールでもよいので送ってください
<菅直人へのご意見箱>
kan-naoto@nifty.com
<首相官邸のご意見募集ページ>
https://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken_ssl.html
署名はこちら
★オンライン署名フォーム(PC)
★オンライン署名フォーム(携帯)
★署名用紙
私も5月29日(日)の『アースデイ神戸2011』のイベントで、署名を集めますー!
2011-05-26 01:33
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以前にコメントをいただいていたのに、今まで気がつかず、お返事が遅れてしまい、大変申し訳ありませんでした。
yukiさんの記事を興味深く、拝見させていただいてます。とても参考になります。
お礼が遅れてしまいましたが、コメントいただき、本当にありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。
by ハヤシ (2011-05-27 20:05)
初めまして、そして、nice!ありがとうございました。
私は、東京在住なので、福島の人たちの気持ちを100%理解できるかと言われれば、無理です。
でも、不安に感じる気持ちは分かる気がします。
将来どうなるか今の時点では分からないですから…
もし、運悪く、病気になってしまったら、自分を責めてしまうでしょう。
官僚制の限界を感じています。
ビジョンのあるリーダー欲しいですね。
by masakazoo (2011-05-28 08:06)
ハヤシさま
ご訪問ありがとうございます。
いいえ、私も、コメントしたのすっかり忘れてました^^;
原発で作った電気を使っている自分が悔しいです。
いろいろ矛盾のある社会ですが、乗り越えていかなくてはなりませんね。
これからもよろしくお願いします。
by yuki-.- (2011-05-28 11:05)
masakazooさま
ご訪問ありがとうございます。
法律をこんなに変えてしまうなんて、ひどい国だと思います。
中国やソ連の方が、よほどましでした。
民主党は無駄をカットするといい続けてきたけれど、
原発を新設した場合、449億の交付金を10年間で与えるなんて・・・
ここまで無駄なことはないと思ってしまいます。
もっと建設的なことに自分たちの税金を使ってほしいですね。
by yuki-.- (2011-05-28 11:14)