THE COVE [映画]
映画「THE COVE」を見てきました。
日本では政治的な理由から、上映が禁止されていますが
海外では高い評価をうけ、アカデミー賞も受賞している映画です。
今回とある団体の自主上映会に参加することができ
ここで自分なりの感想を・・・。
(以下、ショッキングな画像が2枚ありますのでご注意ください)
------------------------------------------------------------------
まず、イルカ猟について。
和歌山県太地町ではイルカを年間約2万頭、
捕獲していることはほとんどの日本人が知りません。
現地は至るところに「立入り禁止」「撮影禁止」の看板が立てられ
警察が常に監視していて尋常でない地域だからです。
銛で突き、殺すという残酷な方法で、レザーワイヤーが張り巡らされた要塞のような入り江は血で真っ赤に染まっていました。
こんな海、見たことないので衝撃を受けました。
映画によると、イルカは一頭で500万ドル稼げ、国立公園がスポンサーとなり
助成金を受け取っている巨大産業だそうです。
生け捕りしたイルカは世界各国の水族館に売られ、
残りは食用として学校給食に取り入れられたり、
現地のスーパーなどで鯨肉として売られているんだとか。
けれどイルカ肉にはWHO基準の20倍の水銀が含まれ
汚染されていることは知らされていません。
国はこの現実を隠してきているようです。
食用肉の需要が減っている今、このドキュメンタリーが日本で放送されたら、
国はイルカ殺しを禁止するしかないだろうと思います。
このフィルムを撮影するのも常に警察に監視され、
相当危険だった為、隠し撮りで公開されました。
そのため色んな意見があって当然だし 賛否両論はあるかと思います。
人工が倍増している今、人間が生きる上で何かを犠牲にしなければいけないことは分かります。
けれど、必要以上の殺生は避けてもいいんでないか?
正当化するなら隠すのはやめて、正直に対応してもいいんでないか?
と思いました。
追記~
この映画で、水族館やイルカについて自分が知らなかったことが知れたので
そのうち少しを書いていきます
-------------------------------------------------------------------------------
◎世界にある有数の水族館のうち、約5分の1は日本にあります
◎イルカは一日65キロ泳ぐ野生動物ですが
水族館のイルカは狭い薬品漬けの水槽に閉じ込められ
常に人間のために演技していなければなりません。
◎水族館のイルカは笑っているように見えますが、
実は過剰なストレスで胃潰瘍になるため、餌には常に胃薬が与えられています。
◎かつて一日数千頭イルカ猟をしていた長崎県壱岐では
今イルカは絶滅に近づいています
◎イルカは聴覚ですべての情報を感じ取り、人間の健康状態や
海域での危険なども察知でき、
人間より知能が優れているとされています
----------------------------------------------------------------------------------
水族館を望む人は多いかとは思いますが、
遠い海洋に住む生物の姿を眺め、楽しむことが環境教育なのかな・・・?
と常に疑問を感じてはいました。
自然や生き物を大切にする気持ちを子どもや 次の世代に伝えていけるような施設を作るほうが いいんでないか とも思います
どう考えるかは別として、とにかくこの映画を見てなんらか形で「食」について
考えてみてはどうかと思いました。
日本では政治的な理由から、上映が禁止されていますが
海外では高い評価をうけ、アカデミー賞も受賞している映画です。
今回とある団体の自主上映会に参加することができ
ここで自分なりの感想を・・・。
(以下、ショッキングな画像が2枚ありますのでご注意ください)
------------------------------------------------------------------
まず、イルカ猟について。
和歌山県太地町ではイルカを年間約2万頭、
捕獲していることはほとんどの日本人が知りません。
現地は至るところに「立入り禁止」「撮影禁止」の看板が立てられ
警察が常に監視していて尋常でない地域だからです。
銛で突き、殺すという残酷な方法で、レザーワイヤーが張り巡らされた要塞のような入り江は血で真っ赤に染まっていました。
こんな海、見たことないので衝撃を受けました。
映画によると、イルカは一頭で500万ドル稼げ、国立公園がスポンサーとなり
助成金を受け取っている巨大産業だそうです。
生け捕りしたイルカは世界各国の水族館に売られ、
残りは食用として学校給食に取り入れられたり、
現地のスーパーなどで鯨肉として売られているんだとか。
けれどイルカ肉にはWHO基準の20倍の水銀が含まれ
汚染されていることは知らされていません。
国はこの現実を隠してきているようです。
食用肉の需要が減っている今、このドキュメンタリーが日本で放送されたら、
国はイルカ殺しを禁止するしかないだろうと思います。
このフィルムを撮影するのも常に警察に監視され、
相当危険だった為、隠し撮りで公開されました。
そのため色んな意見があって当然だし 賛否両論はあるかと思います。
人工が倍増している今、人間が生きる上で何かを犠牲にしなければいけないことは分かります。
けれど、必要以上の殺生は避けてもいいんでないか?
正当化するなら隠すのはやめて、正直に対応してもいいんでないか?
と思いました。
追記~
この映画で、水族館やイルカについて自分が知らなかったことが知れたので
そのうち少しを書いていきます
-------------------------------------------------------------------------------
◎世界にある有数の水族館のうち、約5分の1は日本にあります
◎イルカは一日65キロ泳ぐ野生動物ですが
水族館のイルカは狭い薬品漬けの水槽に閉じ込められ
常に人間のために演技していなければなりません。
◎水族館のイルカは笑っているように見えますが、
実は過剰なストレスで胃潰瘍になるため、餌には常に胃薬が与えられています。
◎かつて一日数千頭イルカ猟をしていた長崎県壱岐では
今イルカは絶滅に近づいています
◎イルカは聴覚ですべての情報を感じ取り、人間の健康状態や
海域での危険なども察知でき、
人間より知能が優れているとされています
----------------------------------------------------------------------------------
水族館を望む人は多いかとは思いますが、
遠い海洋に住む生物の姿を眺め、楽しむことが環境教育なのかな・・・?
と常に疑問を感じてはいました。
自然や生き物を大切にする気持ちを子どもや 次の世代に伝えていけるような施設を作るほうが いいんでないか とも思います
どう考えるかは別として、とにかくこの映画を見てなんらか形で「食」について
考えてみてはどうかと思いました。
―HOME―
こんばんわー^^;
かなりショッキングというか、地獄絵図ですね涙。
まず、この問題には、食料問題と動物保護という、ふたつの側面があるような。しかし、食料としてイルカに好ましい点はみられない。むしろ偽装食品ですよね。なぜイルカを鯨として売るのか?イルカは通称で、クジラ類ハクジラ亜目だからでしょうか。そんなことを知っていることは少ないと思うし、それをクジラとして売るのは偽装でないでしょうか。しかも、水銀に汚染されているのを隠して。
このように、食品としては、安全性にも表示上にも問題があるもの獲る猟をなぜ保護するのか。水産資源保護のための害獣駆除なのか(僕はとても害獣におもえませんが)、それとも捕鯨禁止の補完のためなのか(なら正直にイルカと表示しましょう)、はたまたイルカを水族館に高くで売るビジネスなのか。
yukiさんの言われるように、隠して猟をしているところを見ると、真っ当な理由はそこにはないような気がします・・・。
by high and mighty mory (2010-02-02 21:19)
yukiさん、私たちは動物や自然から学ぶようにできているかのようです・・
霊長類の食性は草食だといいますから、
畜肉や汚染されたイルカ肉を食べることは健康を害し、さらに精神面も害するといいます。
人類の知能を平和的なことに使うようにしたいですよね~
進化しなければいけないと思います。
by sanami (2010-02-02 21:27)
最後の方の惨殺シーンは目が点になりました。
この映画の是非は別にして、やはり生き物を殺すことを人類は止めないといけません。
生き物を殺している限り、人類に平和が訪れるとは思えないです。
しかも和歌山…南海地震も避けれない気がしますよ!
by マーフィー (2010-02-02 22:45)
>モーリさん
そうなんです。
第二の水俣病を引き起こす可能性も・・・
恐ろしいですね。
日本は害虫駆除だという科学的な証拠もない理由をつけて
この産業を続けています。
けれど、人間が自然界に手をいれすぎてしまうということは
望ましくないとも思います・・・v_v;
by yuki-.- (2010-02-02 23:38)
>sanamiさん
ほんと、物言わぬ動物から、学ぶことはたくさんありますね。
今読んでいる本「ぼくが肉を食べないわけ」にも
人類はもともと草食性だったと書かれていますね・・・。
いろーんなプロパガンダや食肉産業の宣伝で
肉が必須食品のように伝えられてきてるんですよね。
イルカや水族館に関しても、そこがはがゆいです。
by yuki-.- (2010-02-02 23:45)
>マーフィーさん
イルカに限らず、できるだけ無駄な殺生は避けたいものですね。
色んな考えがあるかとは思いますが
私にとってまたまた衝撃の映画でした。
京都の水族館建設計画のことを思うと胸が痛いです。
by yuki-.- (2010-02-02 23:49)
イルカが一匹500万ドルで、それを年間2万頭…
しかも国がその現実を隠しているから、上映予定館が抗議と言う名の下に上映禁止にしていると…
こういう裏では正義と言う名の下に、人々を騙してのうのうと甘い汁を吸っている現実があると言う事を見破らないといけませんね!
by 海犬 (2010-06-17 20:37)
そうですね。
イルカにお金がからんでいるからですよね・・・、ここまで騒ぎにしているのも。
先日、NHKのニュースで、コメンテーターも上映禁止はおかしいと言っていました。
映画を見た後に、素晴らしいと思うか、よくない映画だと思うか、
それは個人の自由ですし色んな意見が出て当然なのに、
その前に禁止してしまうのことに疑問を持つべきではと思います。
by yuki-.- (2010-06-21 02:13)