映画「犬と猫と人間と」見てきました

今日は、映画「犬と猫と人間と」を見てきました。

この映画のいわんとしてること･･･
それは、人間のエゴ・傲慢さ　ではないでしょうか


何故か、怒りの涙が落ちました。
自分が、以前児童養護施設で働いていたときのことを
ずっと思い出しながら見ていました。


ペットブームで次々と繁殖させられる犬猫の影で、
飽きたら捨てる、いう事を聞かないから捨てる、
という人間の勝手さ･･･


この映画、いわゆるお涙ちょうだい的な映画ではなく、
しっかりと社会問題を取り上げたズシンと胸にくる映像でした。
（ミニシアターでしか放映されない現実が悲しい）

・犬猫が一日１０００匹も殺処分されてる現実

を映しながらも、

・動物愛護先進国イギリスの素晴らしい行政の取り組み
・人々の意識の改革

を見せてくれました。


イギリスでは、動物は市場で売られることはない。
犬猫を飼いたい家庭は、専門のブリーダーか保護センターに申し出に行く。
が、普通だそうです。
町中に野良猫・野良犬は一匹たりともいないのです！

その他、動物の権利を訴える団体や、
動物虐待や苦痛を与える生活に反対する活動も多く、
マスメディアも協力し、取り上げている…。

日本とのあまりにもの違いようで、驚きました


思わず、日本って、先進国ですか？
と聞きたくなった。


「制度・法律・人々の意識」
この三つが改善されたら、
本当の意味ですてきな国になると思います


まず、このちっぽけな自分に何ができるかを模索していきたい
と思いました。
（ちなみに今日帰って、NEWS　ZEROのホームページに
”殺処分ゼロの取組み”を今後も放映してほしい、と意見を投稿しました）

↓興味のある方はこちらを見ていただけると幸いです。
http://www.youtube.com/watch?v=6Wc0vQPZpho


ちなみに、神戸のアートビレッジセンターでは
12/12(土)～12/18(金)10：30　、
12/23(水・祝)・24(木)19：10
で放映されてます

タグ：おすすめ映画 飯田基晴 犬と猫と人間と 犬猫問題 猫譲渡

コメント 4

このドキュメンタリーは、多くの方に観て欲しいね！

日本在住の外国人の言葉、「日本の犬には生まれてきたくない」は、かなり日本の現状を客観的に捉えてると思います。
もし自分が犬や猫に生まれて、即に段ボール箱で捨てられたら…

殺処分されるために、金属の冷たい小屋に収容されたら…

それを考えたら涙がこぼれましたよ(;_;)

一人ひとりの力はちっぽけでも、多くの方がこうしてブログ発信したら、日本も変わるかもしれないね！
by マーフィー (2009-12-13 22:53) 

日本は経済大国になったけど、
精神面はまだまだですね・・

イギリスなんかは、動物愛護団体の長い努力の成果もあるし
有名人が積極的に活動してるのも大きいと思います。

マスコミや政治家に訴えたり、署名を募ったり、できることから
頑張っていきましょうね!







by sanami (2009-12-14 21:23) 

マーフィーさん♪

この日本の大変な状況、なんとかしたいですね。
動物もそうだけど、社会構造の問題でもありますね。

自分を含め、今まで動物のこれほどの悲惨な状況をよくわかってませんでした。
こういった映画自体が公にされる世の中になったことが
少しの救いかな。

一人がちょっと意識を変えるだけでも大きな進歩なのかも、ですね＾＾

by yuki-.- (2009-12-15 01:06) 

sanamiさん♪

イギリスでは、ワイルド・キャッツ（野良猫）という言葉自体、
知ってる人が少ないみたいでびっくりしました。
しかも、菜食に移行する人が毎年何百万人もいるそうで驚きました。

動物も人間と同じように大切に扱われる世の中になると
本当の意味で幸せになる気がします。
いつか日本もそんな国になれるのでしょうか。。

自分ももっと人に伝えたり、行動に表していきたいです。
by yuki-.- (2009-12-15 01:11)