電力不足のウソ① [原発(エネルギー政策)]
全原発停止でも供給に余力 「西日本は電力不足」のウソ
とにかく、この記事を読めば一目瞭然です⇒こちら
・・・・
これだけ便利な世の中、今まで自分たちは電力の恩恵を受けすぎていたのだと思います。
アボリジニの大地を奪ってまでウランを採掘し、
モンゴルに核の処分場を作ると密約を交わし、ゴミを押しつける日本。
便利になると、いろいろ、工夫することを忘れがちになります。
この電気がどこから来たのか、
電気を使うことで環境に何が起こるか。
30年ほど前は、今の半分ほどの電力消費だったのです。
電力は少なくても生きていけたのです。
私たちはどうしてこんなに電力を欲するようになったのか・・・
もう一度暮らしの根本に戻って、自然を活かした生活を考えてみることって大切かもと思います。
いつも送っていただいている「使い捨て時代を考える会」会報「あんてな」
~節電事情のあれこれ―関電との話し合いに思う―槌田劭 より
読みごたえのある文章だったので、抜粋します。
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関西電力は供給力不足を理由に節電を6月10日に呼びかけ始めた。
その翌11日、私たちは関西電力京都支店を訪れ、話し合いを持った。
私たちは、関電に呼びかけられるまでもなく、節電の努力の必要を自覚している。
節電の呼びかけには協力を惜しまないが、節電を呼びかける根拠を知りたい、
という申し入れをした。
・関電が保有する発電所の認可最大出力は各発電所毎にどうなっているか。
・原発を除いた分はどの位か。
・それでは夏のピーク時消費電力に対応できないのか。
・大企業工場などの自家発電余力はどの位で、関電はどの程度の買電が可能か、
などなど、知りたいことを挙げたが、関電は具体的な数字について説明しようとはせず、
資料を求めたがホームページで調べてくれと、実に素っ気ない。
官庁でもこれほど官僚的な態度をとることはない。地域独占の国策企業で、
うるさい議会もないのだから、こんな横柄さが通用するのだろう。
この体質は事故後の東電の情報隠蔽にも見られたことであり、
安全神話に居直りつづける点で、関電も同様である。
資料の提示と7月11日の話し合い継続を予告して当日は終わった。
そして7月11日に重ねて訪れたが、資料の用意なく、節電をめぐる話し合いにも
進展はなかった。電力供給事情に関連して、大飯原原発一号炉について
定期検査中であるにもかかわらず、調整運転の名目で、長期のフル稼働運転を
安全面から問いただしたところ、説明に窮していた。
その結果は緊急冷却系の安全弁故障となって、16日には運転停止となった。
無理に無理を重ねる老原発の危険が、又々露呈したわけである。
暑い夏である。こんなやりとりには本当にいらだってしまう。
しかし、いらだつと一層暑くなる。
関電の節電要請は、電力不足出困るのは消費者だ、
との恫喝であり、「だから原発なんだ」と世論を誘導するためにちがいない。
関電の節電要請は本気でもなければ、誠実でもない。しかし節電努力は強めたい。
電力事情のためではない。夏に汗をかくことは健康のために大切だ。
便利さに流されて、生きる知恵を失うことは未来を失う。
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余談ですが、
エステー株式会社が家庭用の放射線測定器
「エアカウンター」を2011年10月20日から新発売します。
これ、かの御用学者といわれる、首都大学の福士政広教授の監修の下、
同大学との共同開発により開発 なのです。
・・・・
「もう首都圏の放射線量は事故以前に戻ってる」
「100msvでも問題ない」
と言った人です。
とにかく、この記事を読めば一目瞭然です⇒こちら
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これだけ便利な世の中、今まで自分たちは電力の恩恵を受けすぎていたのだと思います。
アボリジニの大地を奪ってまでウランを採掘し、
モンゴルに核の処分場を作ると密約を交わし、ゴミを押しつける日本。
便利になると、いろいろ、工夫することを忘れがちになります。
この電気がどこから来たのか、
電気を使うことで環境に何が起こるか。
30年ほど前は、今の半分ほどの電力消費だったのです。
電力は少なくても生きていけたのです。
私たちはどうしてこんなに電力を欲するようになったのか・・・
もう一度暮らしの根本に戻って、自然を活かした生活を考えてみることって大切かもと思います。
いつも送っていただいている「使い捨て時代を考える会」会報「あんてな」
~節電事情のあれこれ―関電との話し合いに思う―槌田劭 より
読みごたえのある文章だったので、抜粋します。
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関西電力は供給力不足を理由に節電を6月10日に呼びかけ始めた。
その翌11日、私たちは関西電力京都支店を訪れ、話し合いを持った。
私たちは、関電に呼びかけられるまでもなく、節電の努力の必要を自覚している。
節電の呼びかけには協力を惜しまないが、節電を呼びかける根拠を知りたい、
という申し入れをした。
・関電が保有する発電所の認可最大出力は各発電所毎にどうなっているか。
・原発を除いた分はどの位か。
・それでは夏のピーク時消費電力に対応できないのか。
・大企業工場などの自家発電余力はどの位で、関電はどの程度の買電が可能か、
などなど、知りたいことを挙げたが、関電は具体的な数字について説明しようとはせず、
資料を求めたがホームページで調べてくれと、実に素っ気ない。
官庁でもこれほど官僚的な態度をとることはない。地域独占の国策企業で、
うるさい議会もないのだから、こんな横柄さが通用するのだろう。
この体質は事故後の東電の情報隠蔽にも見られたことであり、
安全神話に居直りつづける点で、関電も同様である。
資料の提示と7月11日の話し合い継続を予告して当日は終わった。
そして7月11日に重ねて訪れたが、資料の用意なく、節電をめぐる話し合いにも
進展はなかった。電力供給事情に関連して、大飯原原発一号炉について
定期検査中であるにもかかわらず、調整運転の名目で、長期のフル稼働運転を
安全面から問いただしたところ、説明に窮していた。
その結果は緊急冷却系の安全弁故障となって、16日には運転停止となった。
無理に無理を重ねる老原発の危険が、又々露呈したわけである。
暑い夏である。こんなやりとりには本当にいらだってしまう。
しかし、いらだつと一層暑くなる。
関電の節電要請は、電力不足出困るのは消費者だ、
との恫喝であり、「だから原発なんだ」と世論を誘導するためにちがいない。
関電の節電要請は本気でもなければ、誠実でもない。しかし節電努力は強めたい。
電力事情のためではない。夏に汗をかくことは健康のために大切だ。
便利さに流されて、生きる知恵を失うことは未来を失う。
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余談ですが、
エステー株式会社が家庭用の放射線測定器
「エアカウンター」を2011年10月20日から新発売します。
これ、かの御用学者といわれる、首都大学の福士政広教授の監修の下、
同大学との共同開発により開発 なのです。
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「もう首都圏の放射線量は事故以前に戻ってる」
「100msvでも問題ない」
と言った人です。
2011-08-01 23:17
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コメント(2)
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関電も嘘と脅しばかりですね。
エステーの放射線測定器、この福士氏の解説書がついてるそうです。
信用できませんね。
さすがに御用学者、お金儲けに余念がないようで。。。
by 白・嶋・春・富 (2011-08-02 16:12)
ほんとう、どれだけ金儲けしたら気が済むんだと聞きたいです。
NHKでは毎朝、関電の電力供給量と需要をグラフにし、
いかにも電気が足りない!かのごとく放送しています。
原発が密集している福井県の原発銀座、8/1のニュースで
敦賀市長は「原発の増設は絶対に必要」といまだに言ってます。
補助金でできた豪華なハコモノ施設の維持費に困ってるんだとか。。
by yuki-.- (2011-08-03 22:51)