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チェ・ゲバラの長女、アレイダ・ゲバラさん来日のお知らせ [原発(講演会)]

8月3日(水)夜、キューバよりチェ・ゲバラの長女、アレイダ・ゲバラさん(小児科医)
を迎えて「キューバ友好フォーラム2011」が、東京・外苑前の日本青年館(明治公園隣)
で開催されるそうです。

※詳細は、下のアドレスで、案内チラシ(PDF)をご覧ください。
 http://cubaentaku.web.fc2.com/img/110803forum_flier.pdf

・・・・
以前、『CHEチェ・28歳の革命』と『チェ・39歳別れの手紙』の映画も見ましたが、
あれは傑作の映画でした。

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(↑『チェ・ゲバラ28歳の革命』より)

ゲバラとはアルゼンチン人ながらキューバ革命の英雄、
当時閣僚という地位にありながら、それに甘んじず辞任し、
今度はボリビアでラテン・アメリカの革命闘争に参加・・・
と、39年の人生の最後まで身を粉にして理念を貫きとおした人です。

生きていたら今頃・・・と、その歴史を振り返るとやはり悔やまれます。


チェ・ゲバラが主張したもの。
先進大国を中心とした一極集中の世界構造の打倒と、
資本主義、社会主義のどちらにも属さない、「第三世界」の確立。

ゲバラが今ここまで人気が高まっているのも、
「強いもの、富めるものはさらに強くなり、貧しいものはさらに貧しく、弱くなる」という、
資本主義がもつ弱肉強食の世界、”先進国”優位の社会構造に対し
疑問が高まっているからかもしれない・・・
と考えたりします。


”社会主義”は事実上消滅し、影を薄めてしまい
資本主義、「先進大国」中心のまさに一極構造[どんっ(衝撃)]の世界になっている今
資本主義にとってかわる(自由のない社会主義ではなく)、
また違った新しい理念、社会構造が求められているのだろうなぁ
と、考える今日この頃です。


(以下転載)

[かわいい]キューバ友好フォーラム2011
    「キューバはエネルギー危機をどう乗り越えたか
     ――アレイダ・ゲバラさんを迎えて」

福島第一原発の事故は、世界に衝撃を与えました。

キューバは、1991年、それまで石油の大半を依存していたソ連が崩壊したことにより
極めて深刻なエネルギー不足に陥りました。
国民の生活 も困窮を極め、キューバ国民が「special period」(非常時)と呼ぶ苦難の
時代を迎えました。
キューバは、建設中であった原発を中止し、自然エネルギーへの転換と有機農業への
模索を開始し、やがて、この苦難の時代を克服します。

キューバはエネルギー危機をどう乗り越えたのか?近く来日されるチェ・ゲバラの長女で
医師のアレイダ・ゲバラさんを招き、当時のお話を聞き、エネルギー危機に直面している
私たちが進むべき道を考えます。聞き手は富山栄子さん(国際交流・平和フォーラム代表)。

フォトグラファー和田剛さんの写真&トーク「おれとキューバ」もあり ます。

●日時  8月3日(水)18:30~(18:00開場)
●会場  日本青年館国際ホール TEL 03-3401-0101
       地図http://www.nippon-seinenkan.or.jp/dai-hall/access.html 
       JR中央・総武線「千駄ヶ谷」駅/地下鉄銀座線「外苑前」駅&
       都営地下鉄大江戸線「国立競技 場」駅下車
●参加費 1000円
●主催  キューバ友好円卓会議  http://cubaentaku.web.fc2.com/
        東京都世田谷区砧8‐15‐14‐101
        e-mail:cuba.entaku.0803@gmail.com
        FAX 03‐3415‐9292

※詳細は、下のアドレスで、案内チラシ(PDF)をご覧ください。
 http://cubaentaku.web.fc2.com/img/110803forum_flier.pdf


来場された方には、もれなく、「え?足りてたの?」団扇(うちわ)
のプレゼントもあります。 

ちなみに、先日は秋田大学でアレイダ・ゲバラさんを迎えて「キューバに学ぶ会」が開催され、
250名収容の講堂は満杯で、大盛況だったとのことです[ぴかぴか(新しい)]

・・・・・

チェルノブイリ事故が起きた時、キューバではキューバ史上初の原発を建設中で
70%まで完成していたが、事故を知ったカストロ議長が急遽建設中止を決定、
以来一度も稼動することなく原発の建物だけが現在も残っているそうです。


さすが、カストロ。
金より、命[ぴかぴか(新しい)]



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コメント 4

cheese999

『チェ・28歳の革命』と『チェ・39歳別れの手紙』の映画は見たことがありませんが、原作の革命戦争回顧録とボリビア日記は読んだことがあります。エルネスト・ゲバラ氏が亡くなって40年以上たちましたが、未だにアメリカとキューバの関係は改善しませんね。ゲバラ氏のことを知ってから、アメリカという国が信じられなくなりました。まあ、アメリカは株暴落、国債格下げで苦しんでいるみたいですけどね。自業自得ですかね
(^_0)ノ
by cheese999 (2011-08-06 20:16) 

yuki-.-

訪問ありがとうございます!
革命戦争回顧録、ボリビア日記、まだ読んでいませんがとても面白そうで興味があります。
この映画で最後にゲバラが殺されるシーンは、
本当になぜ、なぜこのような価値ある人が・・・
という理不尽な思いしか浮かびませんでした。

ゲバラが求めたのは、まさに金銭的利益以外の価値だったのでしょうね。
圧政と貧困を見捨てず、体を張って貫き通した彼の信念は心を揺さぶられるものがありますね。
by yuki-.- (2011-08-07 00:41) 

Venceremos

キューバ友好フォーラム2011 参加したかったですが、あいにくの東京でした。。
by Venceremos (2011-08-09 20:14) 

yuki-.-

Venceremosさん

私もこれはとても話を聞きたかったです。

ブログをお気に入りに登録させていただきますね^^
by yuki-.- (2011-08-09 23:15) 

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