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原子力発電所の真実とストレステスト [原発(その他)]



7月8日に放送されたNHKスペシャル「徹底討論 どうする原発」、なかなか見ごたえがありました。

参加者や国民から寄せられた声。

「安全性を保障する、という言葉はよいが、それ以前に今、国民は国を信用できていない」
「電力会社の提示するエネルギー量が、信頼できない。」
「経産省から保安院を独立させ、第3者からの監視が必要」

ようやく、国民の本当の意見、真実が放送された感じがします。

原子力安全委員会の奈良林さんの原発ありきの言葉の数々に、
「原発→コストが安い、原発→CO2を出さないからよい云々・・・
そうやって単純な思考回路に陥ることはいい加減もう見直したほうがよいですよ!
その裏に多くの犠牲があることも考慮せずに、表面だけの言葉にもう国民は惑わされないです
ゲストから反対の声も続々とわいていました。

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愛媛県、伊方再稼動で、議会に対して保安院黒木氏視が再稼動問題なしと言いました。
ストレステストに質問が集中したのに、これを実施しないと安全が確認できないのではな
いと言うのです、ムチャクチャです。

けれど、今日嬉しいニュースを聞きました。
四国電力が、伊方原発3号機の運転再開を当面断念しました。
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110708/biz11070812460011-n1.htm


そして、小出先生のお話、玄海原発のやらせメール問題、”「相変わらず」、昔からよく
あったこ”とのこと。。
内部から話を聞いて、推進側は昔からやっていたのです、慣習、ありふれた出来事で、
なぜ今問題になるのかと言うことなのです。

☆九州電力 佐賀知事に玄海原発所長ら幹部が献金 (毎日新聞)
☆東北電力役員ポストで甘い汁を吸った自民県議77人 月1会議だけで年200万円超
出席するだけで日当16万円超。
地方政界が原発推進になってしまうのも無理はないような気がします。


番組でも言われていましたが、
「原発推進派は、まず推進することありきで、それに不都合なデータは削除していく傾向がある」
と思いました。

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今はストレステストをするまで再稼動しないという決断をされたそうですが、
「ストレステスト」の結果も推進派のごまかしの結果になるような気もします。。

結果が出てからでは遅い。
「ストレステスト」はどうあるべきか、「ストレステスト」の基準を事前に公開し、国民の意見も聞いてもらう必要があると思います。
~以下、転載~

鹿児島県の川内原発1号機の運転再開に反対している、反原発・かごしまネットらの
19団体が鹿児島県知事への公開質問状を提出しました。
この公開質問状は、自分たちの県の問題だけをとりあげるという狭い見地でなく、福島
原発の被災者の問題にも及ぶ非常に立派なものです。
また、「ストレステスト」の問題についても、おそらく全国で初めて言及しています。
一読をお勧めします。
http://www.synapse.ne.jp/~peace/20110707kakenkoukaishitumon.html

2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震を引き金として、福島第一原発が大事故に発展しまし
た。それは過ぎた話ではなく、今なお、30キロを超える地域でも高濃度の放射能に汚染され、数万の
人々が避難を強いられています。25年過ぎたチェルノブイリが今でも周辺30キロは立ち入り禁止で
あるように、高濃度に汚染されたところは長期にわたって人間が住めない地域になってしまいました。
人々は家を捨て、先祖伝来の墓や田畑を捨て、仕事を捨てざるを得ません。福島県が壊滅したと言って
も過言ではありません。
さらに、今後大量のガン患者の発生、及びガン死が予想されています。その被害は、子どもたちに集
中することになります。すでに福島では、子どもたちに放射性ヨウ素131による甲状腺障害の予兆で
ある鼻血が多発しています。
このような、目を覆うばかりの惨状にあり、さらに福島第一原発の事故原因も明らかになっていませ
ん。そんな中、伊藤祐一郎知事自ら「安全神話は崩れた」という一方で、「地域住民に対し、運転再開 もやむをえないというような状況を以下にして作りだしていくかが今後の課題だ」(5/20 定例会見)と 述べています。つまり、定期点検で停止中の川内原発1号機の再稼働を認めるかのような発言をしているのです。
明らかな論理矛盾であり、伊藤知事は巨大事故を前に冷静な判断能力を失ったのでしょうか。
焦点になっている川内原発1号機の再稼働問題の結論を出される前に、以下の質問に答えていただき
たく、ここに公開質問状を提出いたします。質問項目は、(1)巨大事故の認識について、(2)事故の責
任の所在、(3)立地指針の逸脱、(4)安全を誰がどう判断するのか、(5)川内原発の地震、津波、火砕
流問題、(6)防災問題、(7)その他、以上について合計28 項目あります。川内原発1号機の再稼働問
題の結論を出される前にご回答ください。


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