SSブログ

韓国のTVが毛皮の実態を放送 [動物]

韓国の人気番組(TV動物農場)で、毛皮の実態が告発され、放送されたそうです。
日本でもこういったテレビ番組が一度は流れてほしいです。


地球生物会議ALIVEから転載)

中国:生きたまま毛皮を剥ぐ行為は現在も行われている事実です。

2005年に、PETAが告発した中国の残忍な毛皮産業の実態を、再度、韓国の主要テレビ局SBSの人気番組が取材しました。この番組は、子どもから大人まで視聴している[TV動物農場]という人気番組で、非人道的で極めて残忍な中国の毛皮産業の実態が、国民に向けて告発されました。以下は、その放送に関する報道記事二本です。


(記事1)
【生きたまま毛皮を剥がされる動物、それでも毛皮を着るのか】

[ソウル= NAVER NEWSIS]  キム・ジョンファン記者 2011-01-25 

酷寒の中、毛皮衣料が飛ぶように売れている。あるデパートの場合、昨年10月から今月初旬まで、毛皮販売が前年の同じ期間よりも、44.3%も増加したほどだ。

そんな中、SBSの[TV動物農場]が30日、「あなたの着ている毛皮の気まずい真実」を伝えた。毛皮を作るために年間4000万匹の動物が屠殺されている実態を告発した。

「動物農場」製作陣は毛皮製作用の生皮生産実態を取材するために、中国・河北省の毛皮用動物集団飼育村に潜入した。この村はウサギ、キツネ、タヌキ、ミンク等を農家ごとに、少なくは100余匹、多くは1000余匹まで飼育している。

製作陣によると、活動性が高い野生動物であるキツネやタヌキの飼育環境は極めて劣悪だった。狭い鉄檻の中に閉じ込められている動物たちは、極度のストレスに苛まれているように、あちこち動き、終わりなく頭を回す、等、深刻な異常行動を見せていた。いつ掃除をしたのかも分からない劣悪な飼育場の中では、極めて質の悪い餌が散らばっていた。

動物たちの毛皮を剥ぎとる過程は、さらに衝撃的だった。商人はタヌキ一匹を連れてくると、棍棒でめったやたらに殴りつけ気絶させた。続いてすぐに皮を剥がし取った。タヌキが死んだ後に作業をすると、血が固まりながら皮が硬くなって、剥がすのが難しくなるだけでなく、商品価値も落ちるという理由からだった。

その少し後に、さらに驚愕な状況が展開された。皮をすべて剥がされたとき、タヌキがかろうじて意識を取り戻したことだ。タヌキは前足を動かしながら、皮を失くした自分の体をみつめながら死んでいった。向かい側の隅の鉄檻に閉じ込められたタヌキたちは、同族が残酷に死んで行く姿を悲しい目でみつめていた。このように剥がされたタヌキの生皮は尺ごと340元(約5~6万ウォン)(約4~5千円)で、売られる。

「動物農場」がこの日暴露する内容は、数年前、国際動物保護団体‘PETA’が製作、全世界に衝撃を与えた映像で扱われた内容と一脈相通する。

この映像は国内でも愛玩動物同好会、等を通して、瞬く間に広がりゆくほど大きな反響を起こした。当時、ある女性歌手が、「毛皮映像を見た。母と共に今後、毛皮を絶対に着ないことにした」と明かし、「考えのある芸能人」と褒め称えられた。しかし、この歌手は数ヶ月もたたずに豪華な毛皮コートを掛けてイベントに現れ、叱責を受けた。

担当のキム・ジェウォンPDは、「どこまで公開しなければならないか負担に思うことも事実」としながら、「しかし、いつかはやらなければならないことであり、[TV動物農場]でこの間、捨て犬、動物虐待等、衝撃的な内容を継続して扱ってきたと同じだけ、視聴者たちもよく受け止めてくれると信じ、モザイク作業を通して、最大限嫌悪感を与えない線で動物たちの不憫な現実を映し出す」と伝えた。

動物愛実践協会のパク・ソヨン代表は、「ミンクのロングコート一枚を作るために、200匹を超えるミンクの毛皮が生きたまま剥がされている。昔は毛皮以外には寒さをしのぐ方法は特になかったけれど、今は毛皮を凌ぐ代用繊維が多いのにも関わらず毛皮を着用することは、富の誇示や、格好のためだ」と、指摘、「死んだ後に毛皮を剥がすと思っているだろうけど、今回の放送を通して毛皮の獲得方法が知られ、毛皮を着ることが、格好をつけることではなく、恥ずべきことだと気づく契機になることを願う」と、歓迎した.。

http://news.naver.com/main/read.nhn?
mode=LSD&mid=sec&sid1=102&oid=003&aid=0003659742


転載終わり

このような画像を載せることをとてもためらいますが、これが意味することを知ってください。
o0621035011059286642.jpg

日本でも、たくさんのジャンパーに毛皮のフードがついています。



韓国のTV動物農場の映像は、you tubeにアップされているようです。
こちら
韓国の毛皮業者が怒っているそうなので、動画は消されてしまう可能性があります。

私は見るのが怖くてみれませんでしたが、友人Natsumiちゃんのブログにて、
様子が書かれていたので、一部転載させていただきます。

--------------------------

1000余匹を飼育しているという農場。ここのタヌキたちにも同じ異常行動がみられる。

農場主が一匹のタヌキにいきなり暴力を加え、恐怖で固まり抵抗しないようにしたあと、檻から引き出す。

棒で殴りつけ意識を失わせた後、まだ生きている状態で皮をはぐ。

さらに残忍なのは、それらの行為を他の飼育動物たちの見ている前で行うということ。

皮を剥がした農場主の言葉は「新鮮にみえるでしょ?生命力が強いよ。」
「器械ではだめで、すべて手でやらなければならい。」

ここでスタジオの女性MCの言葉 「何がそんな自慢気になれることなの?」

再び市場に戻る。そこでトラックに積まれた大量の毛皮を見つける。
それは顔も付いている犬の毛皮だった。

ここで、PETA提供の画像が流れる。そこには、首輪をした犬も映っている。これは、誰かの伴侶動物だった犬も含まれているかもしれないという証拠である。

(商人の男性が着て見せている)丈が足首まである長さのコートも、その店にある他の毛皮も、すべて犬の毛皮だという。また一般人は、教えてあげない限り、誰もそれが犬の毛皮だとわからないという。

商人の話ではその市場にはあらゆる動物の毛皮があるという。
  表では明かしてはいないけれど、そこに今、虎の毛皮もあるという。

中国の動物保護団体を訪れた。道で救助された猫たちとともに、そこにいたのは一匹の白いキツネ。毛皮にされる直前に脱出したのを救助したという。

映像終了後のMCたちの言葉。

男性:「衝撃だった。死んでいく動物たちはもちろん、死んでいく仲間を恐怖におののきながらみつめている動物たちの目。彼らに目を合わせることができなかった。」

女性:「こうして飼育されている動物たちは、病気になっても治療をしてもらえないことが多いという。また、極度の苦痛のために、自傷行為をして死んでいく動物も多いという。」

女性:「毛皮のために全世界で毎年4千万匹の動物が殺されているということは、恐ろしいことで、また恥ずべきことである。スイスでは毛皮動物の飼育自体が許可されず、オランダでは1995年から禁止された。」

男性:「中国でも早くそのような法規が作られると良いです。何よりも重要なことは、毛皮を求める人がいなければ、毛皮を作る人もいないでしょう。私たちの選択が・・・(ここで動画が切れる。)」

転載終り。


悲しい現実をお知らせしてしまい、ごめんなさい。
でも、このことから、目をそらし、見なかったことにすることができませんでした。


こちらは、絵本、「赤い目のおひめさま」です。
命の大切さを、考えさせられる名作だと思います。
多くの子どもと大人に読んでほしい、目頭が熱くなる、すてきな絵本です。

どうか、多くの人がこれに気付き、この残酷で悲しい現実が、終わますように。


nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

―HOME―

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。