口蹄疫から思うこと。：yukiのスローな日々：SSブログ

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口蹄疫から思うこと。　[菜食] [編集]

今、マスコミはいたるところで宮崎の口蹄疫の話題を取り上げています。
色々な情報によると
・対応の遅れた政府へのバッシング
・畜産業家への同情心
が無性に多いように思います・・

一部のベジタリアンの方も、
・畜産からの脱却（農業へのシフト）
を叫ばれたり、
しいては　自分たちが免罪符を持ったかのように
家畜の殺処分に税金が使われることや、
畜産業界の方々の言葉を取りあげて　いろいろと非難されてるようです。

たしかにその気持ちも分からないでもないです。

でも・・・・
昨日、友人とそれについて語った。

今は、何を非難し　盛りたてても先へは進まないし理解も深まらない気がします。

マスコミも表面的なことを取り上げるばかりで、その本質が見えてこないなぁ・・・
と思ってはいました。

畜産業界の方たちの、すべての収入源、生活の基盤が失われ、
生活の見通しがつかない不安。
本当にかける言葉が見つからないほど、大変なことだと思います。

それぞれが協力して早い対応を急がなければいけないと思う。

自分たちがベジタリアンでお肉を消費していないからって、
生活基盤を何もかも失った畜産業界の人たちに
面と向かって、そんな卑劣な言葉をかけられるのかな。

むしろ、過激な非難は逆に動物問題に関心のない人からの
「ベジタリアン＝過激」
というイメージまで作ってしまうんじゃないか、、（その段階で、動物愛護を何年も遅らせてしまい結果的に無駄に殺される動物が増えてしまうんでないか）と不安になったり。

その前に、なんとなく私が言いたいのは・・・
一消費者として、疑問をもち、考えてみてはどうだろう。
私たちは本質的に、何らかを犠牲にしてる「消費者」なのだから。。

利益優先で過密・多頭飼育を行っている日本の畜産について、
なぜ、病気が蔓延するのか・・・・

”安い”ことの裏には多額の税金補助が使われ、本当は安くないこと、
かつ　今の肉食は大規模な環境破壊と感染症の危険をはらんでいること・・・・

悪人がどこにいるかなんて、裁けない。
けど、

自分たちが必要以上に求めていなかったろうか？
利益優先になる社会の構造を作ってなかったろうか？

そんな意見は少ないし誰も取り上げないけど、そこも本質じゃないかな、
って話してました。

ベジタリアンになるかならないかは自身の選択だと思うし、
そこがもんだいではないし、
政治や社会構造をすぐになんて変えれないし、

でも、この件から何かを考え、学び、
自分の生活を見直し行動することはできるんでないかな。

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