人工林見学☆田舎体験 [環境]
「囲炉裏を囲む」という田舎体験ボランティアに参加してきました。
今、人間が野山を開発したせいで、餌をなくした野生動物が里におり、
農村を荒らすなど言われ次々と捕獲が始まっています
人間がもたらした人災なのに、またその動物たちを殺して
何になるのか、甚だ疑問です。。。
けれど、ここ兵庫県豊岡市但東町の大河内という地区は
地区をあげて環境・動物との共存・保護に取り組まれています。
村長さんも寛大な考えを持たれた方で、動物や人にも優しい自然農を取り入れたり、
お金をかけても次世代に残せる環境づくりの努力をされていました。
まずは人工林の見学。
◆写真のように、人工林だと単体植物で下草も生えず、
地表がむき出しの状態で保水力がないです。
◆木々が密集しているので光が差し込みません。
(ここはまだましですが、たいていは真っ暗の森です)
◆針葉樹は根が深く張らないので、災害にもろいと言われます。
写真左が針葉樹(スギ)の葉、右が広葉樹(ヒノキ)の葉です。
◆生物の多様性がなく、木の実もならず動物たちは餌がない
などなど・・・将来に不安を残す人工林です。
ここ但東町では昔、政府に「今人工林を植えると将来大金をかせげるよ」
と言われ、無垢な農民たちが人工林を一生懸命作ったそうです。
けれど輸入の規制もとれた今、加工費や人件費も高くなり、
採算がとれず、人工林の木材はかせげるどころかちっとも売れません。
だから今このように放置状態で、間伐もされず
林には光すら入り込まない状態となっています
田んぼ近くには、いたるところに鹿の足跡が・・・
鹿のフンも、頻繁に見かけます
尋常ではありません。
人間が自然に手を加えたのだから、動物たちは困って当然。
だからこそ、共生できるようつぐない、配慮していくのが
加害者のせめてもの義務だと思います・・
ここでは、農業をされている方も出来る限り、動物に害を出さずに
農作物を守っていこうと努力されています。
鹿よけネットは網のものだと鹿が頭を入れたとき、
絡まって瞬間パニック状態になって気絶してしまうこともあります。
お金をかけてもステンレスの金網をつけて、
鹿が絡まらないようにされていました。
環境と動物に配慮した自然農をされていて、
今週から本格的に作業に入られます。
「巻き枯らし」という、木の樹皮を剥いで、木の水分吸収を妨げ、
自然に腐らせ3~4年かけて枯れさせ間伐する方法にも
新たに取り組むとのことです。
昼ご飯はかまどでつついたうどんがとても美味しかったです
最後に囲炉裏を囲んで焼き芋をつつきながら、意見交換会もしました。
来週はこちらの地区の方で、巻き枯らし間伐ボランティアに参加してきます☆
今、人間が野山を開発したせいで、餌をなくした野生動物が里におり、
農村を荒らすなど言われ次々と捕獲が始まっています
人間がもたらした人災なのに、またその動物たちを殺して
何になるのか、甚だ疑問です。。。
けれど、ここ兵庫県豊岡市但東町の大河内という地区は
地区をあげて環境・動物との共存・保護に取り組まれています。
村長さんも寛大な考えを持たれた方で、動物や人にも優しい自然農を取り入れたり、
お金をかけても次世代に残せる環境づくりの努力をされていました。
まずは人工林の見学。
◆写真のように、人工林だと単体植物で下草も生えず、
地表がむき出しの状態で保水力がないです。
◆木々が密集しているので光が差し込みません。
(ここはまだましですが、たいていは真っ暗の森です)
◆針葉樹は根が深く張らないので、災害にもろいと言われます。
写真左が針葉樹(スギ)の葉、右が広葉樹(ヒノキ)の葉です。
◆生物の多様性がなく、木の実もならず動物たちは餌がない
などなど・・・将来に不安を残す人工林です。
ここ但東町では昔、政府に「今人工林を植えると将来大金をかせげるよ」
と言われ、無垢な農民たちが人工林を一生懸命作ったそうです。
けれど輸入の規制もとれた今、加工費や人件費も高くなり、
採算がとれず、人工林の木材はかせげるどころかちっとも売れません。
だから今このように放置状態で、間伐もされず
林には光すら入り込まない状態となっています
田んぼ近くには、いたるところに鹿の足跡が・・・
鹿のフンも、頻繁に見かけます
尋常ではありません。
人間が自然に手を加えたのだから、動物たちは困って当然。
だからこそ、共生できるようつぐない、配慮していくのが
加害者のせめてもの義務だと思います・・
ここでは、農業をされている方も出来る限り、動物に害を出さずに
農作物を守っていこうと努力されています。
鹿よけネットは網のものだと鹿が頭を入れたとき、
絡まって瞬間パニック状態になって気絶してしまうこともあります。
お金をかけてもステンレスの金網をつけて、
鹿が絡まらないようにされていました。
環境と動物に配慮した自然農をされていて、
今週から本格的に作業に入られます。
「巻き枯らし」という、木の樹皮を剥いで、木の水分吸収を妨げ、
自然に腐らせ3~4年かけて枯れさせ間伐する方法にも
新たに取り組むとのことです。
昼ご飯はかまどでつついたうどんがとても美味しかったです
最後に囲炉裏を囲んで焼き芋をつつきながら、意見交換会もしました。
来週はこちらの地区の方で、巻き枯らし間伐ボランティアに参加してきます☆
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こんばんわ^^
熊森協会さんも、針葉樹でなく落葉広葉樹といわれてましたよね。
なんでかなーと考えてみたのですが、(1) 日本古来の森の姿である、(2)根が深く治水効果がある、(3) 木の実等が動物のえさになるとかが理由でしょうか。
3は自信ないなー。ほかにもあったら、教えてください^^
by high and mighty mory (2010-03-23 21:55)
はい、そのとおりだと思います。
針葉樹の林は木の実もならないし、光も差さないし、
真っ暗でした。
後世に、持続可能な森林を残していきたいものです。
by yuki-.- (2010-03-24 01:54)